令和8年度民間事業者研究会総会の結果報告
令和8年度民間事業者研究会の総会が令和8年7月17日(金)に主婦会館プラザエフ(東京都千代田区)で開催され、令和8年度の民間研活動がスタートしました。令和8年度の総会は、民間研参加企業19社のうち15社が会場参加、4社が議決権行使書による書面表決という形で開催され、2つの議案について次のとおり承認されました。
1)令和7年度活動報告
民間事業者研究会令和7年度活動報告、令和7年度会計報告が原案どおり承認されました。
2)令和8年度活動方針
令和8年度民間事業者研究会活動方針並びに分科会活動テーマ・調査研究趣旨が次のとおり承認されました。
1.令和8年度民間事業者研究会活動方針
区画整理事業を取り巻く環境は、人口減少や高齢化、建設コストの上昇、インフラ老朽化など大きく変化しています。こうした中、国土交通省においても「やわらかな区画整理」など、公の立場から新たな区画整理の在り方を模索する動きが進められています。
そうした中、私たち民間事業者研究会は、区画整理事業を“マーケット”の視点から捉え直し、今後のまちづくりにおける新たな価値創造の可能性を探ることが重要であると考えます。本年度は「マーケティング思考で拓く区画整理事業の新価値の探索」をテーマに、区画整理という事業の強みを分析し、それを活かして何が出来て何をやるべきか、その顧客やステークホルダーを改めて分析し、事業のバリューやブランド、差別化のあり方を議論します。多様なバックグラウンドを持つ会員同士が改めてマーケティングの基礎を学び、それを基に区画整理について自由闊達に意見交換する中で、まちづくりに関わる事業者間の交流を深めるとともに、区画整理事業の新たな可能性を模索していきます。
2.令和8年度分科会活動テーマ・調査研究趣旨
〈テーマ〉
『マーケティング思考で拓く区画整理事業の新価値の探索分科会』
〈調査研究趣旨〉
区画整理事業の役割や意義が多様化する中で、従来の枠組みを超えた新たな価値創造が求められています。本分科会では、マーケティングの基礎理論や顧客理解・市場分析の手法、ペルソナ設定、ニーズ分析、価値提案、ブランド戦略、バリュープロポジション、差別化戦略などのインプットを行い、区画整理事業を“商品”として捉え直す視点を養います。
その上で、区画整理という商品の強み、事業の顧客・ステークホルダー(住民、地権者、自治体、企業等)を具体的に洗い出し、それぞれのニーズや期待を分析します。さらに、区画整理事業が提供できる価値や特徴、ブランドを誰に・どのように伝え、誰と連携し、どのように事業を広げていくかについて議論を深めます。
最終的には、現在の社会課題や環境変化を踏まえ、区画整理事業が果たしうる役割や事業の可能性、進め方について整理し、今後のまちづくりにおける区画整理の方向性を探索し一旦取りまとめを行います。
また、それら議論の過程で浮かび上がった区画整理事業の新たな可能性や、今の時代に即した事業のあり方について、例えば人口減少社会・インフラ老朽化・農地問題等の社会課題への対応、建設費高騰下での事業化手法、AIの活用など、それらの中から更なる深堀の対象として抽出し、来年度以降のテーマとして位置づけることも本年度の活動としての大きな目的と考えます。
また、引き続きSNS等を活用した情報発信も行い、まちづくりや区画整理に関心を持つ幅広い層へのアプローチも強化していきます。
役員名簿
令和8年7月17日現在
| 役職 | 氏名 | 所属団体・役職名 |
|---|---|---|
| 会長 | 大矢 寛之 | 野村不動産株式会社 執行役員 レジデンシャル事業本部 戸建事業部、戸建事業 推進部、 名古屋支店担当 |
| 副会長 | 清水 幸彦 | 鹿島建設株式会社 開発事業本部 開発計画部 計画部長 |
| 副会長 | 濱元 真一 | 大和ハウス工業株式会社 ビジネスソリューション本部 事業統括部 都市開発部 部長 |
| 理事 | 小川 隆夫 | 東急株式会社 都市開発本部 都市戦略事業室 事業企画グループ 統括部長 |
| 理事 | 石山 智幸 | 株式会社大林組 開発事業本部 開発計画部 部長 |
| 理事 | 加藤 努 | 株式会社相鉄アーバンクリエイツ 常務取締役 |
| 理事 | 奥山 剛也 | 株式会社フジタ 営業本部 上席執行役員 地域開発担当 |
| 監事 | 関根 雅宏 | 清水建設株式会社 営業総本部 土木営業本部 副本部長 |
| 監事 | 岩下 拓生 | 大成建設株式会社 土木営業本部 開発営業部 営業部長 |
相談役
| 役職 | 氏名 | 所属団体・役職名 |
|---|---|---|
| 相談役 | 髙橋 俊之 | 東急株式会社 取締役 専務執行役員 |